YY ARTS

【会期終了】ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」展

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」展

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 銀座1丁目へと移転しましたアートスペース YYARTSより展覧会のご案内です。 現在YYARTSでは、

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」展を開催しております。

韓国に生まれ、韓国を中心に活動し、セラミックを使った陶芸作品やインスタレーションを発表しているアーティスト、ホン・グンヨン(洪根瑛/HONG GeunYoung)のセラミックオブジェシリーズを展示いたします。ホン・グンヨンが手掛けるセラミックと釉薬が織りなす独特の立体作品数点を東京ではじめて展示いたします。

また、最終日4/20の午後、韓国からホン・グンヨン(洪根瑛/HONG GeunYoung)が来日し在廊します。

 事前予約システムも新たに導入しました。おいしいお茶とともに、是非ごゆっくりご高覧ください。銀座にお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。お待ちしています。

 

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung「People walking on the water」展開催によせて

 

洪根瑛/HONG GeunYoungさんの作品に出合えたのは、昨年の大きな収穫の1つだ。ホンさんの陶芸作品は、とても繊細で、彼女の丁寧な手仕事が伝わってくる。また、さまざまな釉薬を駆使し、削ったり加えたりして、バラエティ豊かな表情の作品を制作している。小さい作品を手の平に乗せると、とても愛おしい。福岡まで作品が来たのだから、東京でも見てもらいたいと思い、この個展が実現した。作品の1つ1つが「傍に置いて欲しい」と語り掛けるだろう。銀座1丁目でお待ちしています。

山口裕美(アートプロデューサー)

 

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」 YY ARTS 2024.3.8(Fri)-2024.4.20(Stu)11:00~18:00

休廊:日曜・月曜・祝日

 

会 期:2024年3月8日(金)~4月20日(土)(日曜、月曜、祝日休み)

時 間:11:00 - 18:00

住  所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 GINZA CASA 1F

電  話:03-3528-6794

有楽町線 [新富町駅] 2番出口 徒歩3分

日比谷線 [東銀座駅] 3番出口 徒歩5分

山手線・有楽町線 [有楽町駅]D8番出口 徒歩11分

Hong geunyoung(홍근영)

1984年 韓国生まれ。

2008年 誠信女子大学校彫刻科卒業

2012年 誠信女子大学校大学院修士課程修了(パブリックアート専攻)

 

主な展示来歴

<個展>

2022 歩く人、ABUNKER、ソウル

2022 癒しを呑み込んだ彫刻、ギャラリージェイコブ、ソウル

2021 精神と肉体の祭り、高色新博物館、水原

2021 精神と肉体の祭り、プロジェクトスペースヨンドンポ、ソウル

2019 私たちの昼がひっくり返ったので新しい夜を待たなければならない、白頭山、ソウル

<グループ展>

2023 ブルーペリオド、ソウル、Space Route、ソウル

2023 自由、ギャラリージユ、ソウル

2023 癒しの精神、イ・ハンヨル記念館、ソウル

2023 FACE、ギャラリーインHQ、ソウル

2022 プレビュー・ソンス、ESFACTORY D棟、ソウル

2022 宮殿ツアー、水原市立美術館、水原

2021 京畿世界陶磁ビエンナーレ、京畿陶磁美術館、利川

2021 予想外のアートディスカバリー、ジアク芸術館、ウォンジュ

2020 地球人のための疾病管理本部、インディアートホールゴン、ソウル

2020 壊れ(浮牌)、スペースナイン、ソウル

2020 Earth MATTERVSa、リジャギャラリー、Dアクシナチトラ博物館、インド・チェンナイ

2019 緑と金の王国、世宗文化会館、ソウル

2019 ISLAND: 島 [SUM] :합、クレイアート美術館キュービックハウス、キョンヘ

2019 INTERCITY、義州市文化会館、義州/キムヘ文化の前ユンスル美術館、キムヘ

2018 オサン市立美術館新所蔵品展、オサン市立美術館、オサン

2017 監視線、レーザー(現 プレイス マク3)、ソウル

2016 こんにちは、友達、アルコ美術館スペースフィロクス、ソウル

2016 境界の向こう側、オサン市立美術館、オサン

2012 チャンウォンアジアアートフェスティバル、チャンウォンソンサンアートホール

作品所蔵

オサン市立美術館、InKoセンター、カラクシェトラ財団、ダクシナチトラ博物館、個人蔵

 

記事掲載の場合の画像お問い合わせなどはこちらにご連絡ください:info@yyarts.co.jp 

《나의 믿음에 관한 오브제  The object of my faith (私の信じる心に関するオブジェ)》
9.2×5×6.2cm, Ceramic, 2023

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
11.7x5x10.8cm, Ceramic, 2021

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
7.4x6.4x11.5cm, Ceramic, 2022

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
16.8x12.3x12.3 cm, Ceramic, 2023

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
10.1x6.8x7.7 cm, Ceramic, 2023

リー・ウェン LEE Wen/李文を偲んで「Birds」 詩の朗読会を開催しました

 

リー・ウェン 三代にまつわるストーリー

4年前に亡くなったリー・ウェンのドローイング展を開催しています。先日、リー・ウェン/LEE WEN/李文の展覧会会場であるYY ARTSで、彼のお父様である文学者リー・シュミン/LEE XUE MINの生誕100年を記念しての詩の朗読会が開催されました。実は、リー・シュミンさんはリー・ウェンが3才の時に亡くなっており、リー・ウェンはお父様の記憶があまりないだけではなく、中国語で書かれたその書著を読むことが出来なかったそうなのです。たまたま、YY ARTSでの展示が決まった直後に、北九市立大学の篠崎先生からリー・さとこさんに連絡があり、篠崎先生がリー・シュミンの研究をされていて、詩の日本語訳も完成した、と知らされたわけです。当日は、マー君こと、リー・ウェンのご子息であるリー・正敏がおじい様にあたるリー・シュミンの詩をとても美しい語り口で朗読されました。(この朗読がかなりうまい!)つまり、父とりー・ウェンと息子、という三代が揃い、詩の世界観やそれぞれのコンセプトが繋がるという奇跡が起こったのです。さとこさんも義父の詩を初めて知ったし、集まったお客様たちもリー・ウェンとお父様の詩がとても似た雰囲気があることにびっくりしました。なんというか本当にリー・ファミリーの絆が繋がる瞬間に立ち会ってしまったような気持ちになりました。お父様とマー君が似ているし、若い頃のお父様の写真とリー・ウェンの写真もまた似ていました。
大きな邸宅に今回のシリーズが飾られたら、どんなに素敵かな、と思います。すべての作品をまとめてコレクションし、展示してくださる方をゆっくり探したいと思います。

2024年1月 山口裕美(アートプロデューサー)

 

リー・ウェン LEE Wen/李文を偲んで「Birds」 YY ARTS  2024.1.10(Wed)-2024.2.29(Thu)11:00~18:00

 

詳細は代表、山口裕美フェイスブックにも掲載しております。

 

リー・ウェン LEE Wen/李文を偲んで「Birds」 YY ARTS  2024.1.10(Wed)-2024.2.29(Thu)11:00~18:00

 

休廊:日曜・月曜・祝日

 

会 期:2024年1月10日(水)~2月29日((木))(日曜、月曜、祝日休み)

時 間:11:00 - 18:00

住  所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 GINZA CASA 1F

電  話:03-3528-6794

有楽町線 [新富町駅] 2番出口 徒歩3分

日比谷線 [東銀座駅] 3番出口 徒歩5分

山手線・有楽町線 [有楽町駅]D8番出口 徒歩11分

リー・ウェン(李文)

1957年シンガポール生まれ。シンガポールと東京を中心に活動した現代アーティストであり、現在最も国際的知名度の高いシンガポール人アーティストの一人である。

自分の体に鮮やかな黄色のポスター絵の具を塗った「Yellow Man」シリーズなど、自身の民族的ルーツやシンガポール国民、ひいてはアジア人としてのアイデンティティを表現した作品などを発表している。リーの作品やインスタレーションは個人や社会構造の価値観やイデオロギーを暴露し、疑問を投げかけるその高度な社会性が作品の造形的魅力や高い技術とともに評価されている。アジアを中心に主要な芸術祭などに多数参加し、日本でも森美術館や芸大美術館にて作品展示が行われた。2019年没。リーの作品、資料はシンガポールの国立美術館や香港のAsia Art Archive、森美術館などに収蔵されている。

 

主な展示来歴

1994 第四回アジアン・アート・ショー

1995 光州ビエンナーレ

1997 セックスタ・ビエナル・デ・ラ・ハバナ

1999 第三回アジア・パシフィック・トリエンナーレ

2000 Performance Art!!(芸大美術館陳列館)

2004 釜山ビエンナーレ

2014 シンガポール・ビエンナーレ

2017 サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで(森美術館)

 

記事掲載の場合の画像お問い合わせなどはこちらにご連絡ください:info@yyarts.co.jp 

《New Morning No.1》2017  paper/color pencil 380×272

New Morning No.1 (paper/color pencil) 2017 380×272
Steady in Crisis No.1 (paper/color pencil) 2017 384×273
Freedom at Sunrise (paper/color pencil) 2016 1067×736
Sunrise (paper/color pencil) 2017 409×320