YY ARTS

【1/28~開催】小谷里奈・小川遥 2人展 「interplay」のお知らせ

小谷里奈・小川遥 2人展 「interplay」

 山口裕美がプロデュースするYYARTSでは小谷里奈・小川遥の展覧会を開催いたします。

 

 作品はどんな方法でも批評可能です。それは人はあらゆる視座に立つ事が可能であるからです。

故に小谷里奈と小川遥は、作品の自律は成立しないからこそ、多様な在り方の作品を同空間に並べることで、互いに見えていなかった視座を補完し合う事が出来ると考えます。批評と共感のどちらをも包摂し、鑑賞者の感性を満たす展示空間を目指しました。新しい日本画の表現を感じに、ぜひお越しください。

小谷里奈・小川遥「interplay」展開催によせて

 小谷里奈から昨年3月に相談があり、2人展の話がスタートした。アーティストが生き残るためには、いろいろな荒波を超えなければならない。そうして紹介を受けた小川遥がまた非常に魅力的な作品を作る人だった。考えてみると、良きアーティストが紹介するアーティストはほぼ高い確率で良きアーティストなのである。2人共に、日本画家であり、非常に繊細で優雅、その反面、あらゆる解釈をゆるす懐の深さを兼ね備えている。小谷里奈は日本画では珍しい、点描というスタイルで描く。小川遥は箔を使ったり、オオボウシバナという植物を自ら育て、その花弁を搾った液体で青色の作品を制作したりする。2人の作風は似てはいないのだが、真剣さ・生真面目さは共通している。新しい年の初めに玄関の作品を掛け替えるのはいかがでしょうか?銀座1丁目にてお待ちしています。

山口裕美(アートプロデューサー)

 

小谷里奈・小川遥「interplay」

YY ARTS 

2025.1.28(Tue)- 2025.3.15(Sat)11:00~18:00

オープニングレセプション 2/1(土)17:00-20:00

休廊:日曜・月曜・祝日 

 

会 期:2025年1月28日(火)‐2025年3月15日(土)(日曜、月曜、祝日休み)

時 間:11:00 - 18:00

住  所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 GINZA CASA 1F

電  話:03-3528-6794

有楽町線 [新富町駅] 2番出口 徒歩3分

日比谷線 [東銀座駅] 3番出口 徒歩5分

山手線・有楽町線 [有楽町駅]D8番出口 徒歩11分

小谷里奈/KOTANI Rina

1984年、東京都生まれ。
2012年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画研究領域修了。
自然のフォルムを手かがりに、ものの見え方の曖昧さと、形を現す線に対する疑問を呈し点描の技法で制作を行う。

 

【主な展示】
個展(彩鳳堂画廊/東京、2012/2016/2017/2020)
日中国交正常化40周年記念「日中美術展」(東京美術倶楽部/東京、2012)
第3回日本画の位相(日本橋高島屋/東京、2017)
ART TAIPEI(台北ワールドセンター、2019)
神宮の杜芸術祝祭「紫幹翠葉」(明治神宮ミュージアム/東京、2020) など

【主な受賞】
第1回 TERRADA ART AWARD 優秀賞 審査員山口裕美賞
第1回石本正日本画大賞展 大賞
第36回上野の森美術館大賞展 優秀賞ニッポン放送賞
seed山種美術館 日本画アワード2024 奨励賞 など

 

小川遥/OGAWA Haruka

1987年生まれ。2010年 多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業。
現在は伊豆に在住。

 

【主な展示】

グループ展・新春セレクション展(かわかみ画廊/東京、2014)

3人展・伊藤久美子×内田さとみ×小川遥(かわかみ画廊/東京、2015)

quatre 小川遥・菅祐子・児玉そよぎ・佐藤央育(かわかみ画廊/東京、2016)

- 手鏡 -(個展)(かわかみ画廊/東京、2017)

Cadeau de Noël Ⅶ(かわかみ画廊/東京、2018)

山種美術館 広尾開館10周年記念特別展(山種美術館/東京、2019)

- 花影を踏む -(個展)(かわかみ画廊/東京、 2020)

画廊10周年記念展(かわかみ画廊/東京、2020)

Geist aus Schlummer(東京九段耀画廊/東京、2021)

【主な受賞】
Seed 山種美術館 日本画アワード2019 
六花ファイル第8期
第28回ホルベイン・スカラシップ奨学生
ワンダーウォール2013 入選

記事掲載の場合の画像お問い合わせなどはこちらにご連絡ください:info@yyarts.co.jp 

 

【11/20~開催】朝山まり子「山、おりおり」展のお知らせ

朝山まり子「山、おりおり」展

 

 山口裕美がプロデュースするYYARTSでは朝山まり子の展覧会を開催いたします。

 朝山まり子が、2015年「EMON AWARD 4」で優秀賞を受賞して本格的に写真家としての道を歩み始めてから10年、今回はついに霊峰・富士をモチーフとした写真展を開催することになりました。

愛してやまない山を表現するにあたっては、イメージを持ちつつも、実際に山を歩き、自然の一部になりその声を聞くという朝山。そうした対話により導かれるように制作された作品が並びます。写真作品を扇のように折った新作も展示いたします。ぜひお越しください。

 

朝山まり子「山、おりおり」展開催によせて

 朝山まり子と出会ったのは、2015年夏のこと。その時から考えると、かなり速いスピードで進歩していると感じている。ガーデニングのプロでもあることから、木や花の知識も深く、登山も嗜むので、山についての知識もある。その彼女が、いよいよ満を持して、富士山の作品を発表してくれるのが今回の展覧会だ。富士山は、霊峰富士ともいわれ、富士登山によって、健康や幸福、繁栄などの御利益があるとも言われてきた。年の瀬と年始にぴったりである。残り少ない2024年と新しい2025年、皆さま、ぜひ素敵な写真展にお越しください。暖かいお茶を用意してお待ちしています。

山口裕美(アートプロデューサー)

 

朝山まり子「山、おりおり」YY ARTS 2024.11.20(Wed)- 2025.1.16(Thu)11:00~18:00

オープニングレセプション:11.20(Wed) 17:00~20:00

休廊:日曜・月曜・祝日

 

会 期:2024年11月20日(水)‐2025年1月16日(木)(日曜、月曜、祝日休み)

時 間:11:00 - 18:00

住  所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 GINZA CASA 1F

電  話:03-3528-6794

有楽町線 [新富町駅] 2番出口 徒歩3分

日比谷線 [東銀座駅] 3番出口 徒歩5分

山手線・有楽町線 [有楽町駅]D8番出口 徒歩11分

朝山まり子/ASAYAMA Mariko

 

熊本県生まれ。

武蔵野美術大学 短期大学芸術学科卒業、京都造形芸術大学芸術研究科卒業、京都芸術大学(ランドスケープデザイン)非常勤講師。 2010年より写真を始め、植物観察や山登りが趣味であったことから山岳写真家としてそのキャリアをスタート。また、園芸・造園にも造詣が深く、その知識を生かして主に、美しい日本の自然のランドスケープの作品を制作している。独特のフレーミングの才能があり、日本の四季や里山に降りてくる動植物の作品も多い。

 

【主な展示】

2015年 朝山まり子/岡部稔「EMON AWARD 4 Exhibition」EMON Photo Gallery、東京

2017年 朝山まり子「 Picturesqueness」un petite GARAGE、東京

2019年 明治神宮の森の風景を1年半インスタグラムにてWEB展示

2020年 神宮の杜芸術祝祭「紫幹翠葉 百年の杜のアート」明治神宮ミュージアム、東京

2020年 神宮の杜芸術祝祭「切切偲偲−応援が力になる」聖徳記念絵画館、東京

2024年 「HAGAKURE 自由と情熱」展 作品とポスター、佐賀

 

記事掲載の場合の画像お問い合わせなどはこちらにご連絡ください:info@yyarts.co.jp