YY ARTS

山口典子『WANTED』開催のご案内

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

東銀座のアートスペース un petit GARAGE より次回の展覧会のご案内です。

 

 この度 un petit GARAGE では、山口典子個展『WANTED』を開催いたします。

un petit GARAGE では初の個展となる山口の作品はパフォーマンス、3Dプリンターを用いた立体造形、写真等とメディアや技法を固定せずに、様々なテクノロジーを取り入れた作風が特徴です。これまではネット社会における人間のコミュニケーション感覚の変容や、独特な皮膚感覚に基づいた作品を発表してきました。

 本展ではハニートラップがテーマ。”かわいい女の子”をモチーフに、情報から受ける疑惑と不安を提示します。ぜひご覧ください。

 

「20210423」

2021年 / 24.5×27.7cm / Ink and watercolor on paper

 

山口典子『WANTED』

会期:2021年6月15日(火)~7月17日(土) 12:00~18:30

休廊:日曜・祝日・隔週土曜

(6/19,7/3,7/17, の土曜はオープンします)

 

新型コロナウィルス感染防止対策のため、ご来場のお客様には、

マスクの着用や手指の消毒等へのご協力をお願いいたします。

 

 

会期中、会場にて本展の図録と展示作品をデザインに使用したTシャツの販売を予定しております。

(画像は制作中のものです。)

 

山口典子 個展『WANTED』によせて

 約15年前、山口典子は関西で「KEITAI GIRL」という非常に面白いパフォーマンスを行っていた。その情報を聞きつけ取材し、私の著書の中で紹介した。パフォーマンスも秀逸だったが、画家としての才能もぐんぐん現してきていて、2017年の静岡県掛川市で開催した「かけがわ茶エンナーレ」にも参加していただいた。満を持しての個展は、2021年に生きる魅力的な女の子の作品群だ。可愛さ爆発である。しかし、単純に受け取るわけにはいかない。テーマとなるのはハニートラップ。情報を疑わない態度への警鐘である。自分の頭で考え、行動すること。コロナ禍の今、私たちの心へ問う問題作なのである。冷たいお茶と消毒液を用意して、お待ちしています。

山口裕美(アートプロデューサー)

 

 

山口典子/Noriko YAMAGUCHI

【プロフィール】

1983年、神戸出身。現代美術家、3Dクリエイター、アートディレクター。2007年京都市立芸術大学大学院絵画コース油画修了。2019-2013年京都市立芸術大学非常勤講師。2014年より3Dモデラー、企画、制作職を経て2020年‐大正大学客員准教授。同年2020よりmugwunp主催。近年開催した主な個展に「繰り返される物語」MEM.inc / 東京(2020年)、「PLAQUE」MEM.inc/ 東京(2015年)など。近年参加した主なグループ展に「神宮の杜芸術祭」明治神宮 / 東京(2020年)、「六甲ミーツアート」 / 兵庫(2019年)、掛川茶エンナーレ / 静岡(2017年)など。

https://note.com/noriko_0202/n/nc0d2a13a194e

 

  • un petit GARAGE

〒104-0061

東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル1F

Tel:03-3541-0038   

Mail:info@yyarts.co.jp 

 

最寄り駅:

築地市場駅から徒歩3分

東銀座駅から徒歩4分

銀座駅から徒歩8分

新橋駅から徒歩8分

 

YYARTS HP: http://yyarts.co.jp/wordpress/

原良介『裏山のキュビズム』開催のご案内

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

東銀座のアートスペース un petit GARAGE より次回の展覧会のご案内です。

 

この度 un petit GARAGE では、原良介個展『裏山のキュビズム』を開催いたします。

平川恒太との二人展以来約1年半ぶり、 un petit GARAGE では初の個展となります。

コロナ禍による自粛期間に作家自身が着手した、自宅裏山の開拓作業を通して感じた変化。

それらを記録した作品の数々が集まりました。ぜひご覧ください。

 

「景色と体」

2021年 / 53cm×41cm / キャンバス、油彩

 

原良介『裏山のキュビズム』

会期:2021年4月30日(金)~6月12日(土) 12:00~18:30

休廊:日曜・祝日・隔週土曜

(5/1,5/15,5/29,6/12, の土曜はオープンします)

 

新型コロナウィルス感染防止対策のため、ご来場のお客様には、マスクの着用や手指の消毒等へのご協力をお願いいたします。

 

原良介 個展『裏山のキュビズム』によせて

 

 原良介の個展を開催することになった。前回は二人展であったので、初個展をしていただく。彼の絵画の特徴は、絵の具の塗り方がまるで書の達人のように、ひと筆ひと筆、丁寧なタッチにより決めていることである。混色したり、塗り固めたりはしない。潔さの絵画である。コロナ禍の自粛期間中に自宅の裏山を整備した時、「さながらうちの裏山は20世紀初頭のキュビズム絵画のような様相を呈することとなったのだ」という。キュビズムとは1点による遠近法を無視し、複数の視点を入れた絵画で、ピカソとブラックによる革命的な形態の分析法である。裏山がキュビズムのようになったことを受けて、才能ある原良介はどうしたのか。その答えがこの展覧会です。東銀座にてお待ちしています。

    

山口裕美(アートプロデューサー)

 

原良介/Ryosuke HARA

 

【プロフィール】

 

1975年、神奈川県生まれ。画家。2000年多摩美術大学美術学部絵画学科卒業、2002年多摩美術大学大学院美術研究科修了。「トーキョーワンダーウォール公募2001」

大賞受賞。2013-2017年多摩美術大学美術学部絵画学科非常勤講師。2018年より青山悟、竹林陽一、原良介によるアートレクチャー、ワークショップシリーズを開始。「人と自然と絵のあいだ」をテーマに、複数の時間や異なる空間などの概念的要素を取り込みながら、絵を描くということは次元の移動をおこなうことであると意識して制作している。近年開催した主な個展に「on a color 色相の上」円覚寺龍隠庵 / 神奈川(2017年)、「明恵の白光」second 2. / 東京(2020年)など。近年参加した主なグループ展に「美術館まで(から)つづく道」茅ヶ崎市美術館 / 神奈川(2019年)、「札幌国際芸術祭2020」 / 北海道(2020年開催中止、アーカイヴのみ)、「気韻生動」明治神宮 宝物殿 / 東京(2021年)など。

http://ryosukehara.com

 

  • un petit GARAGE

〒104-0061

東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル1F

Tel:03-3541-0038   

Mail:info@yyarts.co.jp 

 

最寄り駅:

築地市場駅から徒歩3分

東銀座駅から徒歩4分

銀座駅から徒歩8分

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