YY ARTS

【会期終了】平川恒太「tapetum」

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

銀座1丁目へと移転しましたアートスペース YY ARTSより展覧会のご案内です。

 

  4月27日㈯から6月1日㈯まで、YY ARTSで平川恒太「tapetum」展を開催いたします。
絵画やアートでなければ、ケイショウ(継承、形象、警鐘)できない記憶と忘却を大きなテーマとして掲げる平川さんですが、前回の個展から1年以上の時を経てさらに複雑に変化した社会情勢を見据えた新作が展示されます。展覧会タイトル「tapetum」(タペタム)は夜行性動物や深海魚などの眼球の網膜後部にある、光を反射する構造のことで弱い光を増幅する働きをもちます。悪政や戦争といった暗い時代をきちんと見る目が欲しいという平川さんの願いが込められたタイトルです。また本展では大人気の森のお茶会シリーズの新作も展示される予定です。

 事前予約システムも新たに導入しました。おいしいお茶とともに、是非ごゆっくりご高覧ください。銀座にお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。お待ちしています。

 

平川恒太「tapetum」展開催によせて

 

「辰年は荒れる」と言われているが、今年伝えられるニュースには、ただただ驚かされるばかりだ。そして、明るい話題よりも、悲しく心痛む話題も少なくない。平川恒太の個展「tapetamu」は社会的テーマを捉え、暗い世の中を見つめる新しいシリーズとなっている。tapetum(タペタム)とは、例えば、暗闇に光る猫の目のように、動物たちの光る目、夜でも見える目のことを指す。さまざまな問題が起きても、そこから逃げ出したりせずに、現実と向き合い、きちんと見る目を持ちたい、というメッセージが込められているようだ。平川恒太から、私にきた最新のニュースは、この夏に群馬県の富岡市立美術博物館での4人展。嬉しいニュースとなった。銀座1丁目でお待ちしています。 

                       

山口裕美(アートプロデューサー)

 

平川恒太 「tapetum」

YY ARTS 

2024.4.27(Sat)- 2024.6.1(Sat)11:00~18:00

 

休廊:日曜・月曜・祝日 ※4/30, 5/1, 5/2は完全予約制にてopen

会 期:2024年4月27日(土)~6月1日(土)(日曜、月曜、祝日休み)

時 間:11:00 - 18:00

住  所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 GINZA CASA 1F

電  話:03-3528-6794

有楽町線 [新富町駅] 2番出口 徒歩3分

日比谷線 [東銀座駅] 3番出口 徒歩5分

山手線・有楽町線 [有楽町駅]D8番出口 徒歩11分

 

平川恒太(ひらかわ・こうた)

 

1987 高知県生まれ

2013 東京芸術大学 絵画専攻 修士課程修了

 

【主な展示】

2022 「ARTIST FOCUS #02 平川恒太Cemetery 祈りのケイショウ」高知県立美術館,高知

2021 「Talk to the silence」カスヤの森現代美術館,横須賀

2018 「悪のボルテージが上昇するか21 世紀」福 沢 一 郎 記 念 館,世田谷

2014 Trinitite-レキシノダンソウ、カイガノダンソウ, 丸ビル 7F,東京

2011 「ANA MEETS ART」 羽田空港ラウンジ、東京

2010 「The Neverending Story -Hirakawa Kota Solo Exhibition」原爆の図 丸木美術館、埼玉

 

【グループ展】

2022 

「Constellations: Global Reflections」Kura Kura Bali,バリ島

「光と陰のアンソロジー この世界にただ独り立つ 平川恒太、山本草介、外山恒一」つなぎ美術館,熊本

「柳澤紀子、 平川恒太 –Endless Dialogu」ギャラリーアトス,沖縄

2020

「さいたま国際芸術祭2020」メインサイト(旧大宮区役所),埼玉

「神宮の杜芸術祝祭-紫幹翠葉」明治神宮ミュージアム,東京

2019

都美セレクション「星座を想像するように−過去、現在、未来」東京都美術館,上野

2018

「特別展示-平川恒太”悪のボルテージが上昇するか22 世紀”」富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館,群馬

「カタストロフと美術のちから」六本木ヒルズ・森美術館,東京

「1940’s フジタ・トリビュート」東京芸術大学陳列館,東京

2016

Identity XII – Memorandum on Sublime ,nca,東京

「劫後風景」galerie nichido Taipei,台湾

2015

「はじまりは久米桂一郎から ─メディカル アート& イラストレーションの歴史と現在」

東京藝術大学美術学部絵画棟1F 大石膏室・アートスペース,東京

2014

「VOCA 展2014」 上野の森美術館、東京

2013

「アートがあればⅡ ─ 9 人のコレクターによる個人コレクションの場合」 東京・オペラシティーギャラリー

 

【主な受賞】

2015

「TERRADA ART AWARD2015」諏訪敦賞

2013

「アートアワードトーキョー丸の内2013」 三菱地所賞

「損保ジャパン美術賞展 FACE2013」 審査員特別賞

2012

「ターナーゴールデンコンペティション2012」グランプリ

2011

福沢一郎賞

《tapetum》 53×46 cm / Acrylic, oil on canvas / 2024

【会期終了】ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」展

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」展

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 銀座1丁目へと移転しましたアートスペース YYARTSより展覧会のご案内です。 現在YYARTSでは、

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」展を開催しております。

韓国に生まれ、韓国を中心に活動し、セラミックを使った陶芸作品やインスタレーションを発表しているアーティスト、ホン・グンヨン(洪根瑛/HONG GeunYoung)のセラミックオブジェシリーズを展示いたします。ホン・グンヨンが手掛けるセラミックと釉薬が織りなす独特の立体作品数点を東京ではじめて展示いたします。

また、最終日4/20の午後、韓国からホン・グンヨン(洪根瑛/HONG GeunYoung)が来日し在廊します。

 事前予約システムも新たに導入しました。おいしいお茶とともに、是非ごゆっくりご高覧ください。銀座にお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。お待ちしています。

 

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung「People walking on the water」展開催によせて

 

洪根瑛/HONG GeunYoungさんの作品に出合えたのは、昨年の大きな収穫の1つだ。ホンさんの陶芸作品は、とても繊細で、彼女の丁寧な手仕事が伝わってくる。また、さまざまな釉薬を駆使し、削ったり加えたりして、バラエティ豊かな表情の作品を制作している。小さい作品を手の平に乗せると、とても愛おしい。福岡まで作品が来たのだから、東京でも見てもらいたいと思い、この個展が実現した。作品の1つ1つが「傍に置いて欲しい」と語り掛けるだろう。銀座1丁目でお待ちしています。

山口裕美(アートプロデューサー)

 

ホン・グンヨン/HONG GeunYoung 「People walking on the water」 YY ARTS 2024.3.8(Fri)-2024.4.20(Stu)11:00~18:00

休廊:日曜・月曜・祝日

 

会 期:2024年3月8日(金)~4月20日(土)(日曜、月曜、祝日休み)

時 間:11:00 - 18:00

住  所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 GINZA CASA 1F

電  話:03-3528-6794

有楽町線 [新富町駅] 2番出口 徒歩3分

日比谷線 [東銀座駅] 3番出口 徒歩5分

山手線・有楽町線 [有楽町駅]D8番出口 徒歩11分

Hong geunyoung(홍근영)

1984年 韓国生まれ。

2008年 誠信女子大学校彫刻科卒業

2012年 誠信女子大学校大学院修士課程修了(パブリックアート専攻)

 

主な展示来歴

<個展>

2022 歩く人、ABUNKER、ソウル

2022 癒しを呑み込んだ彫刻、ギャラリージェイコブ、ソウル

2021 精神と肉体の祭り、高色新博物館、水原

2021 精神と肉体の祭り、プロジェクトスペースヨンドンポ、ソウル

2019 私たちの昼がひっくり返ったので新しい夜を待たなければならない、白頭山、ソウル

<グループ展>

2023 ブルーペリオド、ソウル、Space Route、ソウル

2023 自由、ギャラリージユ、ソウル

2023 癒しの精神、イ・ハンヨル記念館、ソウル

2023 FACE、ギャラリーインHQ、ソウル

2022 プレビュー・ソンス、ESFACTORY D棟、ソウル

2022 宮殿ツアー、水原市立美術館、水原

2021 京畿世界陶磁ビエンナーレ、京畿陶磁美術館、利川

2021 予想外のアートディスカバリー、ジアク芸術館、ウォンジュ

2020 地球人のための疾病管理本部、インディアートホールゴン、ソウル

2020 壊れ(浮牌)、スペースナイン、ソウル

2020 Earth MATTERVSa、リジャギャラリー、Dアクシナチトラ博物館、インド・チェンナイ

2019 緑と金の王国、世宗文化会館、ソウル

2019 ISLAND: 島 [SUM] :합、クレイアート美術館キュービックハウス、キョンヘ

2019 INTERCITY、義州市文化会館、義州/キムヘ文化の前ユンスル美術館、キムヘ

2018 オサン市立美術館新所蔵品展、オサン市立美術館、オサン

2017 監視線、レーザー(現 プレイス マク3)、ソウル

2016 こんにちは、友達、アルコ美術館スペースフィロクス、ソウル

2016 境界の向こう側、オサン市立美術館、オサン

2012 チャンウォンアジアアートフェスティバル、チャンウォンソンサンアートホール

作品所蔵

オサン市立美術館、InKoセンター、カラクシェトラ財団、ダクシナチトラ博物館、個人蔵

 

記事掲載の場合の画像お問い合わせなどはこちらにご連絡ください:info@yyarts.co.jp 

《나의 믿음에 관한 오브제  The object of my faith (私の信じる心に関するオブジェ)》
9.2×5×6.2cm, Ceramic, 2023

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
11.7x5x10.8cm, Ceramic, 2021

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
7.4x6.4x11.5cm, Ceramic, 2022

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
16.8x12.3x12.3 cm, Ceramic, 2023

나의 믿음에 관한 오브제 The object of my faith 私の信じる心に関するオブジェ
10.1x6.8x7.7 cm, Ceramic, 2023