【開催中】船井美佐『Distortion』

船井美佐『Distortion』のご案内

 un petit GARAGE 今度の展示は、船井美佐『Distortion』を開催いたします。船井美佐は、人々の想像上の「楽園」をテーマに、2次元と3次元、イマジネーションと現実の境界を浮遊する作品を制作してきた作家です。その作品は近年、鏡やシェイプドキャンバスにより空間全体を構成するようなインスタレーションに発展してきました。また、日本画を出自とする船井は初期において日本絵画における近代化のねじれについても考察してきました。
 今回の個展は、明治神宮創建100年を記念して開催される「神宮の杜芸術祝祭」野外彫刻展と連動した作品展示となります。野外彫刻展では、絵馬や明治天皇の愛馬金華山号のイメージから、馬をモチーフにした新作の鏡のインスタレーションを明治神宮の杜の中に設置します。
 un petit GARAGEでの個展では、神宮の杜作品と連動した鏡の楽園シリーズによる新作インスタレーションと、馬と菊と霞をテーマに描いた習作のドローイングを展示します。
 人々が求めてきたイメージの中のユートピア「楽園」と、近代化によって変容した日本の文化、それらを100年後の今捉え直してみることにより、イマジネーションの力によって、また新しい未来が生まれていくのではないか。そんな試みを、どうぞご覧ください。

船井美佐『Distortion』
会期:2020年2月8日(土)~2020年4月11日(土)12:00~18:30
休廊:日曜・祝日、隔週土曜
(2/8, 2/15, 2/29, 3/14, 3/28, 4/11 の土曜日はオープンいたします)
Opening Reception:2020年2月15日(土) 17:00〜20:00

 

 

 

 

山口 裕美より(YY ARTS CEO・アートプロデューサー)

船井美佐『Distortion』によせて
  私が船井美佐さんの作品に魅せられたのは、2014年東京都現代美術館で見たインスタレーションであった。一見、子供向けの可愛らしい滑り台などの遊具の形をしているのだが、その先では、彼女が長年のテーマとしている「楽園」のイメージをきっちりと見せていた。船井美佐の「楽園」とは、誰でもが知っている想像上の場所でありながら、イマジネーションと現実がつながる場所のことだ。今年はオリンピックイヤーであり、私が企画する明治神宮を会場とする「神宮の杜芸術祝祭」で、船井さんには野外彫刻作品を依頼している。創建100年の明治神宮の杜の中に、彼女の代表作であるステンレスミラーの作品が現れる趣向だ。自然の中にある形を切り取り、そのミラーの中には作品を見る人が映り込むインスタレーションで、思わず写真を撮りたくなるに違いない。明治大学やGINZA SIXにも作品が恒久設置されている。さらなる活躍が期待されるアーティストである。

山口裕美(アートプロデューサー)

 

船井美佐/ MISA FUNAI

略歴
1974 京都市に生まれる
1992 京都市立銅駝美術工芸高等学校日本画コース卒業
1996 京都精華大学美術学部造形学科日本画科卒業
2001 筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了

個展
2019 「Paradise/Boundary : Some where not here 」Projeto Fidalga, Sao Paulo, Brazil
2017 「楽園/境界~いつかいた場所~」国際芸術センター青森、青森
2015 「楽園/境界~どこにもない場所~」奈義町現代美術館、岡山
2010 「楽園/境界」ギャラリエアンドウ、東京
2009 「drive~領域の境界を旅する~」京都精華大学gallery shin-bi、京都
2007 「メタモルフォーゼと桃源郷」Bunkamura gallery+、東京
「ー境界ープラトニックディスコ」應典院、大阪
2006 「massless the hormone / 質量の無いドローイング」voice gallery w、京都
「NirvanaーLive painting installation 」street gallery、兵庫
「Nirvana-Shineplexusー」ギャラリーRay、名古屋
2005 「メタモルフォーゼと須弥山」京都精華大学gallery shin-bi、京都
2004 「TRANCE GROOVE -白珠-」voice gallery、京都
2003 「TRANCE GROOVE」ギャラリー山口、東京
2001 「TRANCE GROOVE」ギャラリー山口、東京
1998 「UNDER HEAVEN」ギャラリーすずき、京都

主なグループ展
2019年「中之条ビエンナーレ国際現代芸術際」かいこの家、中之条駅、群馬
   「木曽ペィンティングス」中山道藪原宿、長野
「雪遊び博覧会」越後妻有里山現代美術館キナーレ、新潟
2018年「クインテットⅣ~五つ星の作家たち~」損保ジャパン日本興亜美術館、東京
   「時間と転回する連なり」Void and Orb 、群馬
2017 「かけがわ茶エンナーレ2017」彗星発見の丘、We+138、静岡
   「light」MA2 Gallery、東京
2015 「こどもと旅する美術館」美ヶ原高原美術館、長野
2014 「ワンダフルワールド」東京都現代美術館、東京
2013 「KAMIKOANIプロジェクト秋田2013」旧沖田面小学校・上小阿仁村、秋田
「六甲ミーツアート芸術散歩2013」六甲山ホテル、兵庫
2012 「言葉と美術がつなぐものー中原佑介へのオマージュ展」ギャラリーヤマキファインアート、神戸
2011 「発信//板橋//2011」板橋区立美術館、東京
2010 「VOCA展2010現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」上野の森美術館、東京
「~IMAGE~触覚と視覚の交差点」3331Arts Chiyoda、東京
「間戸/WIND-OW」MA2 Gallery、東京
2009 「VOCA展2009現代絵画の展望ー新しい平面の作家たち」上野の森美術館、東京
2007 「SleepーAre You Awake?ー」アートフロントギャラリー、東京
「裏糸 Under Thread 」国際芸術センター青森、青森
2006 「京都府美術工芸新鋭選抜展2006~新しい波~」京都文化博物館、京都
「√roots~わたしの中の日本的なるもの~」法然院(京都芸術センター制作支援事業)、京都
「ふなばし現代美術交流展06 ~ひかりあるところで~」船橋市民ギャラリー、千葉
2005 「日本画ジャック」京都文化博物館、京都
2004 「京都府美術工芸新鋭選抜展2004~新しい波~」京都文化博物館、京都
2003 「トーキョーワンダーウォール」東京都現代美術館、東京
2002 「第13回関口芸術基金賞展 」(大賞受賞)柏市文化フォーラム104、千葉

受賞
2002  第13回関口芸術基金賞展 (柏市文化フォーラム104/千葉)大賞受賞(柏市に作品収蔵,関口芸術基金によりNYに6ヶ月の美術研修)
2001  筑波大学芸術研究科修了制作展 (つくば美術館/茨城)研究科長賞受賞(修了制作学校収蔵)

コレクション・パブリックアート
2019 “ Imaginary ” 富士ビジネス株式会社、東京
2018 “ Utopia ” 興国インテック株式会社、埼玉
2017 “楽園/境界/肖像画” GINZASIX、東京
2017 “Paradise/Boundary : Mountain of Whale ” We+138、静岡
2016 “Paradise/Boundary : Cloud” 日本オラクル本社ビル、東京
2016 “Good Samaritan” 聖路加臨床学術センター、東京
2015 “ Oasis ”九州中央病院、福岡
2014 “世界は未来のために美しく廻る”グランドオリエンタルみなとみらい、神奈川
2017 “Utopia:夢の彼方へ” サンケイビル、東京
2013 “Luminosity”スタンレー電気本社ビル、東京
2013   “TransBirds : Atlas ” 明治大学 GLOBAL FRONT 、東京
2012 “Pleiades” 太田記念病院、群馬
2011 “Paradise/Boundary”ロイヤルパークホテルThe京都、京都
2011   Japigozzi collection、イタリア
2011 “View” 東海中央病院、群馬

 

●un petit GARAGE
〒104-0061
東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル1F
Tel:03-3541-0038  
Mail:info@yyarts.co.jp

最寄り駅:
築地市場駅から徒歩3分
東銀座駅から徒歩4分
銀座駅から徒歩8分
新橋駅から徒歩8分

YYARTS HP: http://yyarts.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

【1月17日より】HISUI by Hiroko ITO『WHAT’S FASHION 2000-2020』

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
東銀座のアートスペースun petit GARAGEより展覧会のご案内です。

 un petit Garage 2020年最初の展示は、ファッションブランドHISUIによる展示を開催いたします。アーカイブ作品の展示及び販売だけでなく、2020年春夏アイテムの受注、ワークショップ等の企画も予定しております。
 2way、3wayなどで着る人と深く身近なコミュニケーションが出来る服。着る人が新しい内面を発見し、楽しい気分、エネルギッシュになる服というコンセプトのもとデザインされた個性あふれる作品の数々を、間近で見て、触れて、ご試着いただけます。この機会に、ぜひ足をお運びください。

HISUI by Hiroko ITO
『WHAT’S FASHION 2000-2020』
会期:2020年1月17日(金)~2020年2月1日(金) 12:00~18:30
休廊:日曜・祝日
Opening Reception:2020年1月17日(金) 17:00〜20:00

 

 

 

 

 

 

 

山口 裕美より(YY ARTS CEO・アートプロデューサー)

HISUI HIROKO ITO『HISUI WHAT’S FASHION 2000-2020』によせて

伊藤弘子さんはファッションデザイナーです。その伊藤さんにはウェブTV「TokyoTrash」の衣装でお世話になっています。HISUIのお洋服は前も後ろもない両側で着こなすドレスとか、スカートがトップスになったりトップスがスカートになったり、非常に面白いお洋服作りをしています。また素材にもこだわりがあり、日本の大事なメーカーと一緒にシルクのセーターや洋服には使われない素材に挑戦したりしています。つまりファッションアーティストでもある、わけです。そこで東銀座の私の小さなアートスペースでの個展をお誘いしました。伊藤さんらしい展示になること、いつもはアート作品が展示される場所がお洋服でいっぱいになること。とても楽しみです。春夏のお洋服の注文もできます。
ぜひお越しください。                   

山口裕美(アートプロデューサー)

●作家紹介

伊藤 弘子 / HIROKO ITO
デザイナー

1990年 ニューヨーク、ファッション工科大学メンズウエアー&マーチャンダイジング科卒業
1994~98年 (株)コムデギャルソンにて小物企画生産
1998年 11月 アーティスト松岡武とゼロゼロエスエスを設立
1999年 7月 レディースブランド「HISUI」を立ち上げ

「HISUI」について

ブランド名には、「翡翠」という存在感のある美しい石の色のイメージと、英語でJADE(ジェイド)=じゃじゃ馬娘 という違った意味を持つ二面性の面白さがブランド名にこめられている。2way、3wayなどで着る人と深く身近なコミュニケーションが出来る服を提案することで、着る人が新しい内面を発見し、楽しい気分、エネルギッシュになる服をコンセプトとするレディースファッションブランド。

BRAND PROFILE
1998年 11月 ゼロゼロエスエス設立
1999年 7月 レディースブランド「HISUI」を立ち上げ
2000年 5月 旧レナウン原宿本社ビルにて、アートイベント「今日自由展」を主催
9月 パリ、フーズネクスト展示会コンクールにて選出され招待ブランドとして参加
2001年 3月 2001秋冬東京コレクション開始
2002年 10月 パリのサロン“espace carole de bona”に出展
2003年 9月 rooms展に出展開始
10月 パリ、DJ.ショールームに出展
2008年 4月 ロシア、サンクトペテルブルクに招待され、09S/S、09A/Wコレクションを行う
2009年 10月 パリ、アトモスフェール展に出展開始
11月 韓国、釜山ファッションウィークに招待され10S/Sコレクションを行う
2010年 10月 20回目の東京コレクションにて初のインスタレーションを試みる
2011年 4月 東日本大震災後、ファッションで日本を盛り上げたいという想いから
コレクションランウェイショーを行う
2011年 10月 パリ、トラノイ展に出展開始
2012年 3月 HISUIリミテッドライン「hirokoito@HISUI」を立ち上げる。初の個展での展示会、コレクション発表を行う
2013年 6月 東京都現代美術館 『オバケとパンツとお星様展』に出展
2016~17年 6月 上海のモード シャンハイ展に出展