YY ARTS

アーティストと少人数で深く話す 「アーティスト懇親会」

YYARTSでは新たな試みとして、アーティストと少人数で深く話す
「アーティスト懇親会」を会期中に一度、実施することになりました。
すでに福井利佐さん笛田亜希さんの会期中に過去二回の懇親会を実施しております。

アーティスト懇親会 Vol.1 2023.6.23(金)

アーティスト:
福井利佐

ゲスト:
岡里崇さん(上野の森美術館・学芸員)
大泉麗仁さん(華道家)
矢部雅子さん(元インテリアデザイン事務所勤務・画家)
鈴木萌夏さん(東京藝術大学院生、元YY ARTSアシスタント)

アーティスト懇親会 Vol.2 2023.7.28(金)

アーティスト:
笛田亜希

ゲスト:
野口玲一さん(三菱一号館美術館・学芸員)
山根朋子さん(カメラマン)
石黒悠太さん(DYart勤務)
宮島奈々子さん(YY ARTSアシスタント、一ツ橋大学大学院生)

【9/30会期終了】正村公宏「未視感 -Jamais vu-」開催のご案内

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

銀座1丁目へと移転しましたアートスペース YY ARTSより展覧会のご案内です。

 

  8月8日よりYY ARTSでは、正村公宏「未視感 -Jamais vu-」展を開催いたします。

 正村公宏は2022年に東北芸術工科大学院複合芸術領域を修了。サイアノタイプや墨などによる平面作品を多く制作してきました。記憶することが不可能な刹那の動作を主題として、人間の動作の連続性と記憶の複雑な関係性に焦点を当てます。

 本展は4点の旧作、5点の新作で構成されます。事前予約システムも新たに導入しました。おいしいお茶とともに、是非ごゆっくりご高覧下さい。お待ちしています。

正村公宏「未視感 -Jamais vu-」によせて

東銀座7丁目から銀座1丁目に引越ししました。第2弾となる展覧会は、正村公宏の個展です。彼はまだ若い新人といっていいと思います。東北芸術工科大学の美術科・日本画コースの出身です。今回のシリーズでは、まずは、墨を使って人の形を描き、サイノアタイプで写し、和紙を活用しながら、実像とも虚像とも見える絵に仕上げています。タイトルの「未視感」とは、既視感の反対語で、見慣れたものであるのに親しみを感じないこと、を指します。昨日までの親しい友人が見知らぬ誰かに見え、さらに親しみのないゴーストのように感じる。まさに、時代の空気を捉えているのではないでしょうか。ぜひ、実物を見に、感じに、いらしてください。YY ARTSのHPから予約が出来ます。心よりお待ちしています。        

山口裕美(アートプロデューサー)

正村公宏「未視感 -Jamais vu-」

YY ARTS 

2023.8.8(Tue)-2023.9.30(Sat)11:00~18:00

オープニングレセプション 8.8(Tue.)17:00~20:00

休廊:日曜・月曜・祝日

新型コロナウィルス感染防止対策のため、ご来場のお客様には、マスクの着用や手指の消毒等へのご協力をお願いいたします。

会 期:2023年8月8日(tue)~9月15日(fri)(日曜、月曜、祝日休み)
時 間:11:00 - 18:00
住  所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 GINZA CASA 1F
電  話:03-3528-6794
有楽町線 [新富町駅] 2番出口 徒歩3分
日比谷線 [東銀座駅] 3番出口 徒歩5分
山手線・有楽町線 [有楽町駅]D8番出口 徒歩11分

 

正村公宏(まさむら・きみひろ)

 

1995年千葉県出身。2021年東北芸術工科大学卒業制作展にて優秀賞。今年、東北芸術工科大学大学院複合芸術領域修了。和紙とサイアノタイプを用いた作品を多く制作する。サイアノタイプは紫外線(日光等)で露光する技法であるため、正村のように人をモチーフにした作品制作は他に例を見ない非常に挑戦的な試みである。その繊細な青の世界は、私たちを取り巻く存在を揺らがせ、未知のものに変化させる力を持っている。

多くのグループ展に参加し活躍中であり、本展は初の個展となる。

『Fragment of memory』2022 八女紙、墨、胡粉、Cyanotype

『Fragment of memory』2022 "白麻紙、墨、胡粉、 デジタルプリント"

『Jamais vu/Mellow』2023 八女紙、胡粉、Cyanotype

『Jamais vu/Mellow』2023 八女紙、胡粉、Cyanotype

『Jamais vu/Ghost』2023 白麻紙、墨、胡粉、