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海野貴彦『光源郷』

 

海野貴彦『光源郷』

 

会期:2018年3月26日(月)〜5月18日(金)12:00〜18:30
休廊:土曜・日曜・祝日休み
(土曜の3/31・4/07・4/21・5/12、連休の5/3・5/4・5/5はオープンします)

Opening Reception:3月31日(土)17:00~20:00

 

海野貴彦「時速91㎞」1,167×910mm / 木製パネルにキャンバス、アクリル絵の具 / 2018年

 

この度、un petite GARAGEでは、海野貴彦 『光源郷』展を開催いたします。

海野貴彦は、愛媛県松山市を拠点に絵画制作を主軸に、ライブパフォーマンス、プロジェクト制作、講演、執筆、TV・CM出演などアートにまつわるetc.を縦横無尽に横断し多岐にわたる作品制作を行っているアーティストです。

本展では、現代における「光と眼の関係」に焦点を当て、歌川広重の江戸名所百景と関連付け、現代の情報を伴った光を通しながら、今を生きるものとして「光源郷」と名付けた風景画を展開します。

ぜひご高覧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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3月26日からスタートする2018年春の展覧会は海野貴彦さんです。出会いは5年前の年の暮れの松山市でした。海野さんが企画したシンポジウムに声がかかりました。海野さんはいつだって本気です。(本気と書いて「マジ」と読みますが)代表的な作品にはカモフラージュの神棚や構造物で画面を埋め尽くす絵画シリーズがあります。今回の展覧会では、一筋のろうそくの光の中で観る力を鍛えた私たちの祖先の時代から、光溢れる21世紀の時代の「観る目・観る力」を問う作品をご覧いただきます。パワー溢れる海野貴彦さんの作品は実物を見ないことには話が始まりません。ぜひ東銀座のアートスペースにお越しください山口裕美(アートプロデューサー)

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【作家紹介】

海野貴彦/Takahiko Kaino

1975年 東京都生まれ

 

【個展・展覧会】

2017 「シュらん」久万美術館(愛媛)

2017 「Just Luxury」おしゃれブラザーズとして(東京)

2017  水彩画展「お花と風景」(熊本)

2015 「激情」/ island MEDIUM(東京)

2015 「どこぞ、だれぞ、なんぞ」/ 三津浜商店街(愛媛)

2015 「Paio2」/ 泉ゲストハウス(愛媛)

2014 「生きてる限り吐きだしやがれ2」ターナーギャラリー(東京)

2013 「絶景」SHUHALLY(神奈川)

2013 「The Norm」ミツハマル(愛媛)

2013 「The GATE」道後の町家(愛媛)

2011 「生きてる限り吐き出しやがれ」ターナーギャラリー( 東京)

1999 「OK!ナーム・ニック」展(東京)

1999 「趙州狗子」展(東京)

【参加アートイベント・プロジェクト】

2015 「吹上ワンダーマップ2015」/吹上町(鹿児島)〜2018まで各回

2015 「天文館ワンダーマップ」第30回国民文化祭・かごしま2015

2015  池袋回遊美術館「椎名町サロン」(東京)

2013  TOYOTA 「こどもとアーティストの出会い」 (高知)

2009 〈別府現代芸術祭 混浴温泉世界〉 わくわく混浴アパートメント(大分)

【企画・制作】

2016 「道後・三津浜大茶会2days」

2016 「わくわく三津浜(完)」(愛媛)

2015   温泉旅館アーティストルーム計画「どうごやーと2015」(愛媛)

2014 「山出淳也氏と語らいまくって~の大合宿大会」(愛媛)

2014   みつはまアート散歩&Co.「三津浜と七人の神々」(愛媛)

2013   わくわく三津浜(初)(愛媛)  

2013   山中カメラ「道後湯玉音頭」プロデュース (愛媛)

【シンポジウム・講演など】

2016 「なぜ世界は美しいのか」松山大学社会学部授業

2016 「シマダヒデアキトークライヴ」企画・聞き手 / 明屋書店アエル店(愛媛)

2013 「アートってなんぞなもしー!」(愛媛)

2013 「トヨタ子どもとアーティストの出会いシンポジウム」(高知・香川)

【ワークショップ】

2012  子供向けワーク「全開塾」 塾長/企画・構成(愛媛)

【映像・出演】

2017 「株式会社新昭和」CM、ワークショップコーディネート、出演

2016 劇場映画「ディストラクション・ベイビーズ」題字 / 監督:真利子哲也

2015 「株式会社新昭和」CM出演

 http://www.shinshowa.co.jp/company/tv-commercial.php

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制作協力 ターナー色彩株式会社

 

un petit GARAGE
〒104-0061
東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル1F
Tel:03-5539-6600
info@yyarts.co.jp

最寄り駅:日比谷線東銀座駅6番出口から徒歩4分

 

H et H 『f450-number book』

H et H『f450-number book』

会期:2018年1月9日(火)~3月16日(金) 12:00~18:30
休廊:土曜・日曜・祝日(1/13,1/27,2/10,2/24,3/10の土曜はオープンします)

Opening Reception:2018年1月13日(土) 17:00~

H et Hf450-number book  8 – EIGHT(prototype)-
99×223×13mm /シナベニヤ、ボローニャ石膏、兎膠、金箔 / 2017年

 

このたび、un petite GARAGEでは、平井武人によるH et H 『f450-number book』を開催いたします。平井武人は1989年に兵藤忠明とアートユニット’’H et H’’(アッシュ エ アッシュ)を結成し、レントゲン藝術研究所や三菱地所アルティアム、ヨーロッパでの巡回展など展覧会を多数開催してきました。留まることなく、常に次へ、次へと新しい芸術表現を追い求めた姿は、90年代のアートシーンに一石を投じ、多くの目撃者を生み出してきました。

本展のタイトルにもある’’f450’’は平井がレイ・ブラッドベリ著『華氏451度』からインスパイアを受け、つけた名称です。この物語の中で、451は本の素材である紙が燃え始める温度を示しており、’’f450’’(Fahrenheit 450)は紙という物質が燃え、別の物質へ移り変わる一歩手前の地点を比喩的に表したものです。そこに「紙という物質(アナログ)」と「デジタルデータという非物質」の境界線を重ねた平井は、どちらの領域も横断した作業を行いたいという思いも込め、その姿勢を表す言葉として’’f450’’と呼称しています。

平井が’’H et H’’として一連した作品を発表する本展は非常に貴重です。秀逸な作品の数々をお見逃しのないよう、ぜひご高覧いただきたくお願い申し上げます。

 

【作家紹介】

平井武人(Bujin Hirai) / H et H

1990年 東京芸術大学美術研究科修了。
兵藤忠明と共にH et Hを結成し、美術、アート、映像、グラフィックデザイン、音楽、サウンド、テキスト等あらゆる表現を取り込む作品を制作している。

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2018年第一弾は、懐かしくて新しい芸術表現ユニット、H et Hの平井武人展を開催します。平井個人の活動はレントゲンヴェルケでもご覧になった方も少なくないと思います。しかし、90年代の初めに活動していたH et Hの復活を心待ちにしていたファンもまた少なくないのではないでしょうか。その筆頭が私かもしれません。今回の展覧会では、謎に包まれた物語が展開します。その物語の中で何が生まれ、何が消滅し、何が消費され、何が生産されるのか。生まれては死に、死んでは再生する。世の理を楽しみたいと思います。ぜひ東銀座へお運びくださり、目撃者となってください。(アートプロデューサー 山口裕美)

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