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原良介『裏山のキュビズム』開催のご案内

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

東銀座のアートスペース un petit GARAGE より次回の展覧会のご案内です。

 

この度 un petit GARAGE では、原良介個展『裏山のキュビズム』を開催いたします。

平川恒太との二人展以来約1年半ぶり、 un petit GARAGE では初の個展となります。

コロナ禍による自粛期間に作家自身が着手した、自宅裏山の開拓作業を通して感じた変化。

それらを記録した作品の数々が集まりました。ぜひご覧ください。

 

「景色と体」

2021年 / 53cm×41cm / キャンバス、油彩

 

原良介『裏山のキュビズム』

会期:2021年4月30日(金)~6月12日(土) 12:00~18:30

休廊:日曜・祝日・隔週土曜

(5/1,5/15,5/29,6/12, の土曜はオープンします)

 

新型コロナウィルス感染防止対策のため、ご来場のお客様には、マスクの着用や手指の消毒等へのご協力をお願いいたします。

 

原良介 個展『裏山のキュビズム』によせて

 

 原良介の個展を開催することになった。前回は二人展であったので、初個展をしていただく。彼の絵画の特徴は、絵の具の塗り方がまるで書の達人のように、ひと筆ひと筆、丁寧なタッチにより決めていることである。混色したり、塗り固めたりはしない。潔さの絵画である。コロナ禍の自粛期間中に自宅の裏山を整備した時、「さながらうちの裏山は20世紀初頭のキュビズム絵画のような様相を呈することとなったのだ」という。キュビズムとは1点による遠近法を無視し、複数の視点を入れた絵画で、ピカソとブラックによる革命的な形態の分析法である。裏山がキュビズムのようになったことを受けて、才能ある原良介はどうしたのか。その答えがこの展覧会です。東銀座にてお待ちしています。

    

山口裕美(アートプロデューサー)

 

原良介/Ryosuke HARA

 

【プロフィール】

 

1975年、神奈川県生まれ。画家。2000年多摩美術大学美術学部絵画学科卒業、2002年多摩美術大学大学院美術研究科修了。「トーキョーワンダーウォール公募2001」

大賞受賞。2013-2017年多摩美術大学美術学部絵画学科非常勤講師。2018年より青山悟、竹林陽一、原良介によるアートレクチャー、ワークショップシリーズを開始。「人と自然と絵のあいだ」をテーマに、複数の時間や異なる空間などの概念的要素を取り込みながら、絵を描くということは次元の移動をおこなうことであると意識して制作している。近年開催した主な個展に「on a color 色相の上」円覚寺龍隠庵 / 神奈川(2017年)、「明恵の白光」second 2. / 東京(2020年)など。近年参加した主なグループ展に「美術館まで(から)つづく道」茅ヶ崎市美術館 / 神奈川(2019年)、「札幌国際芸術祭2020」 / 北海道(2020年開催中止、アーカイヴのみ)、「気韻生動」明治神宮 宝物殿 / 東京(2021年)など。

http://ryosukehara.com

 

  • un petit GARAGE

〒104-0061

東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル1F

Tel:03-3541-0038   

Mail:info@yyarts.co.jp 

 

最寄り駅:

築地市場駅から徒歩3分

東銀座駅から徒歩4分

銀座駅から徒歩8分

新橋駅から徒歩8分

 

海野貴彦『光源郷 セカンド』のご案内

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

東銀座のアートスペースun petit GARAGEより次回の展覧会のご案内です。

 

この度un petit GARAGEでは、海野貴彦 個展『光源郷 セカンド』を開催いたします。

2018年に当アートスペースにて開催した『光源郷』展から一段階ギアを上げた本展。作家の「美術に対する感覚、絵画を押し上げたい!」という、素朴でありながら力強い覚悟を、是非ご覧くださいませ。皆さまのご来場を心からお待ちしております。 

「パーキングエリア」

2021年 / 910mm×727mm / 木製パネルにキャンバス、アクリル絵の具

 

海野貴彦『光源郷 セカンド』

会期:2021年2月27日(土)~4月24日(土) 12:00~18:30

休廊:日曜・祝日・隔週土曜

(2/27,3/13,3/27,4/10,4/24 の土曜はオープンします)

 

新型コロナウィルス感染防止対策のため、ご来場のお客様には、マスクの着用や手指の消毒等へのご協力をお願いいたします。

 

海野貴彦 個展『光源郷 セカンド』によせて

 

あれから3年。海野貴彦の個展「光源郷」を開催したのは2018年だった。その間に、あまりにも世の中の状況は変化し、目に見えないウィルスによって、世界中が死と背中合わせの日常を生きている。そんな時、芸術家は何をすべきか。何が出来るのか。その問いに最も真剣に取り組んでいるのが海野貴彦だろう。今こそ「美術に対する感覚、絵画を押し上げたい!」とのこと。光源郷のシリーズでは、人間の人生の中で二度と同じ事は起こらない光の連続としての眼に映る風景を、海野貴彦らしいアングルで、描きます。きっと、モヤモヤしている私たちの心に陽を、火を、灯を灯してくれると確信しています。コロナ対策をしっかりして東銀座でお待ちしています。

        

山口裕美(アートプロデューサー)

 

海野貴彦/Takahiko KAINO

 

【プロフィール】

 

1975年6月6日東京都生まれ。画家。

画家という肩書の祭り屋。2012年、拠点を東京から縁も所縁も無かった愛媛県松山市に移す。

現在、全国各地を演歌歌手さながらに巡り、作品発表を続け、まちおこしならぬ「ひとおこし」に全身全霊を捧げる。ゆえに海野が今いる場所が日本で一番面白いところとされる。

得意なスタイルは「そこでしか出来ない、そこの最大公約数で制作する」こと。主な使用画材は「絵の具」そして「人」。絵の具でキャンバスにえがき、人でまちをえがく。まちの彩りになることも含めて「画家」と名乗る。

また海野貴彦名義に加え複数の名義でソロ活動がある。近年は特にユニットでの活動にも注力し、イワモトジロウとのユニット「野営」、吉永ジェンダーとのユニット「おしゃれブラザーズ」、工藤冬里、山中カメラとのバンド「TKCY」などとしても活動。

それらの表現方法は、絵画、壁画、ライブパフォーマンス、プロジェクト制作やディレクション、タイトル題字、マンガ着彩、彫刻、野外設営、作家のプロデュース、講演、執筆、映画、TV/CM出演、など多岐にわたる。

 

個展など

[2018年以降抜粋]

2018  「光源郷」un petit GARAGE

2018  「男たちの晩夏」白白庵/おしゃれブラザーズ

2019  「露骨で格好いい八王子」イベントディレクション/野営

2019  「えひめさんさん物語 アーティスト in ファクトリー」

2019~ 講談社モーニング「望郷太郎」着彩(著:山田芳裕)

2020   神宮の杜芸術祝祭「紫幹翠葉-百年の杜のアート」展

2020  「山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?」CDブック作品集プロデュース

2020  古舘伊知郎「トーキングブルース」タイトルロゴ

2020  「TOKYO100K」制作(発表計画中)

 

2021  「東京ビエンナーレ2020/2021」参加予定/野営

 

  • un petit GARAGE

〒104-0061

東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル1F

Tel:03-3541-0038   

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