「YYARTS Collection展」
会期:2023.1.5(thu)-2023.1.20(fri)12:00~18:30
休廊:日曜・祝日・隔週土曜(1/14の土曜はオープン)
朝山まり子
Mariko Asayama
熊本県生まれ。武蔵野美術大学 短期大学芸術学科卒業、京都造形芸術大学芸術研究科卒業、京都芸術大学非常勤講師。 2010年より写真を始め、山登りが趣味であったことから山岳写真家としてそのキャリアをスタート。また、園芸・造園の知識があることから、主に、美しい日本の自然のランドスケープをもとに作品作りを行っている。独特のフレーミングの才能があり、「神宮の杜芸術祝祭」では、1年を通じて、明治神宮とその杜の写真を撮り続けている。
石塚隆則
Takanori Ishizuka
1970年神奈川生まれ。現実にありながら見えない「モノ」や「コト」を動物キャラクターにして彫刻やドローイング、絵画などで表現する。主な展覧会に「飛天」(ROPPONGI HILLS A/D GALLERY、2018)、「ねむりと死」(nu petit GARAGE、2017)、かけがわ茶エンナーレ(2017)、「けものアパートメント」(ヨコハマアパートメント、2015)、「totem」(nca | nichido contemporary art、2014)がある。作品は東京都現代美術館、笠間日動美術館にも収蔵されている。
菅原果歩
Sugawara Kaho
2000年秋田県生まれ。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻4年在籍。2021年アーツ&ルーツ専攻展「夜明け前」、2022年アーツ&ルーツ専攻展「ONE」「獣道」出展。野鳥を対象に撮影、制作、フィールドワークを行い、主にオルタナティブプロセスを用いて写真をプリントしている。デジタル写真をあえて古典技法を用いて焼き付けることで視覚を物質化し、原初的なイメージを得ようと試みる。
濱口健
Ken HAMAGUCHI
1997年に多摩美術大学日本画専攻を卒業後、イラストレーションを中心に活動。
高橋コレクション神楽坂での展覧会「黒、経文、その他」(2008)を機に美術作家としてもデビュー。世の中において取るに足らない下世話なモノや、音楽などのポップカルチャーをモチーフにしたクダラナイ表現を追求するスタイルで、近年は数々の個展、グループ展にて活動中。絵画の技術的なクオリティーの高さには定評があるが、それを正面から捉えるのではなく、むしろ台無しと思わせるようなポップでシニカルな表現で遊んでいる。
原良介
Ryosuke Hara
1975年、神奈川県生まれ。画家。2000年多摩美術大学美術学部絵画学科卒業、2002年多摩美術大学大学院美術研究科修了。「トーキョーワンダーウォール公募2001」大賞受賞。2013-2017年多摩美術大学美術学部絵画学科非常勤講師。2018年より青山悟、竹林陽一、原良介によるアートレクチャー、ワークショップシリーズを開始。開催した主な個展にproject N 36 原良介・東京オペラシティアートギャラリー・東京(2009年)、原良介展・Yuka Sasahara Gallery・東京(2011年)、原良介-絵画への小径-・茅ヶ崎市美術館・神奈川(2012年)on a color / 色相の上・円覚寺龍隠庵・神奈川(2017年)など。https://ryosukehara.com
笛田亜希
Aki FUEDA
2001年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。故郷である東京武蔵野に愛着を持ち、関連した数多くの作品を制作。中でも、吉祥寺にある井の頭自然文化園にいた象のはな子は、長年、絵画や立体の作品として何度も発表、はな子が亡き後には、JR吉祥寺駅に笛田によるブロンズのはな子像が設置された。動物や昆虫、植物などか弱くて逞しい生き物に対して深い愛情があり、天才的技術をいかんなく発揮するその作品は、絵画(油彩、水墨、水彩)、立体、それらを用いたインスタレーションなど多岐にわたる。