平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
東銀座のアートスペースun petit GARAGEより次回の展覧会のご案内です。
この度un petit GARAGEでは、海野貴彦 個展『光源郷 セカンド』を開催いたします。
2018年に当アートスペースにて開催した『光源郷』展から一段階ギアを上げた本展。作家の「美術に対する感覚、絵画を押し上げたい!」という、素朴でありながら力強い覚悟を、是非ご覧くださいませ。皆さまのご来場を心からお待ちしております。
「パーキングエリア」
2021年 / 910mm×727mm / 木製パネルにキャンバス、アクリル絵の具
海野貴彦『光源郷 セカンド』
会期:2021年2月27日(土)~4月24日(土) 12:00~18:30
休廊:日曜・祝日・隔週土曜
(2/27,3/13,3/27,4/10,4/24 の土曜はオープンします)
新型コロナウィルス感染防止対策のため、ご来場のお客様には、マスクの着用や手指の消毒等へのご協力をお願いいたします。
海野貴彦 個展『光源郷 セカンド』によせて
あれから3年。海野貴彦の個展「光源郷」を開催したのは2018年だった。その間に、あまりにも世の中の状況は変化し、目に見えないウィルスによって、世界中が死と背中合わせの日常を生きている。そんな時、芸術家は何をすべきか。何が出来るのか。その問いに最も真剣に取り組んでいるのが海野貴彦だろう。今こそ「美術に対する感覚、絵画を押し上げたい!」とのこと。光源郷のシリーズでは、人間の人生の中で二度と同じ事は起こらない光の連続としての眼に映る風景を、海野貴彦らしいアングルで、描きます。きっと、モヤモヤしている私たちの心に陽を、火を、灯を灯してくれると確信しています。コロナ対策をしっかりして東銀座でお待ちしています。
山口裕美(アートプロデューサー)
海野貴彦/Takahiko KAINO
【プロフィール】
1975年6月6日東京都生まれ。画家。
画家という肩書の祭り屋。2012年、拠点を東京から縁も所縁も無かった愛媛県松山市に移す。
現在、全国各地を演歌歌手さながらに巡り、作品発表を続け、まちおこしならぬ「ひとおこし」に全身全霊を捧げる。ゆえに海野が今いる場所が日本で一番面白いところとされる。
得意なスタイルは「そこでしか出来ない、そこの最大公約数で制作する」こと。主な使用画材は「絵の具」そして「人」。絵の具でキャンバスにえがき、人でまちをえがく。まちの彩りになることも含めて「画家」と名乗る。
また海野貴彦名義に加え複数の名義でソロ活動がある。近年は特にユニットでの活動にも注力し、イワモトジロウとのユニット「野営」、吉永ジェンダーとのユニット「おしゃれブラザーズ」、工藤冬里、山中カメラとのバンド「TKCY」などとしても活動。
それらの表現方法は、絵画、壁画、ライブパフォーマンス、プロジェクト制作やディレクション、タイトル題字、マンガ着彩、彫刻、野外設営、作家のプロデュース、講演、執筆、映画、TV/CM出演、など多岐にわたる。
個展など
[2018年以降抜粋]
2018 「光源郷」un petit GARAGE
2018 「男たちの晩夏」白白庵/おしゃれブラザーズ
2019 「露骨で格好いい八王子」イベントディレクション/野営
2019 「えひめさんさん物語 アーティスト in ファクトリー」
2019~ 講談社モーニング「望郷太郎」着彩(著:山田芳裕)
2020 神宮の杜芸術祝祭「紫幹翠葉-百年の杜のアート」展
2020 「山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?」CDブック作品集プロデュース
2020 古舘伊知郎「トーキングブルース」タイトルロゴ
2020 「TOKYO100K」制作(発表計画中)
2021 「東京ビエンナーレ2020/2021」参加予定/野営
- un petit GARAGE
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