森山亜希『DOLLs』

 森山亜希『DOLLs』

会期:2017年8月21日(月)~9月30日(土) 12:00~18:30
休廊:土曜・日曜・祝日(8/26・9/9・9/30の土曜はオープンします)

Opening Reception:2017年8月21日(月)17:00~20:00

「Gift」162,0×162,0cm Oil on Canvas.(画像は作品一部)

この度、un petite GARAGEでは、森山亜希 個展『DOLLs』を開催いたします。
森山亜希はドールをモチーフに’’人間劇’’を描き、人間の在り方について根源的な問題を投げかけてきました。おとぎ話や夢のような世界で描かれるドールたちは命を宿したように魅力的ですが、それに対比するかのようなドールの無表情さは、どこか意味深長で、さらに私達の想像力を膨らませます。
現在、森山は東京藝術大学美術学部絵画科に在籍しておりながら、数々の展覧会に参加し、発表の場を広げています。また、受賞歴も多く、これから注目すべき若手アーティストです。ぜひご高覧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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森山亜希さんの描く作品の中のドール達はとても魅力的です。けれども、肉体と精神が少しばかり乖離しているような浮遊感があります。生身の人間でもうわべだけを整え、化粧し、着飾ると徐々に人形のように見えてくる瞬間があるし、他方、ドールもその肉体を堂々とさらけだしていけば、思慮深さや精神性が深まるのかもしれません。さまざまなイメージを想起させ、私たちに問いかける作品となっています。
森山さんは大学在学中で、まだまだ発展途上中ではありますが、アーティストとしての完成を待つよりも、新作をいろいろな方に見ていただきたいと考えました。これからの森山亜希さんのキャリアの一歩として、一人でも多くの方に目撃者となっていただけたらうれしいです。ぜひ東銀座にお越しください。(アートプロデューサー 山口裕美)

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●作家紹介

森山亜希/Aki Moriyama
WEBサイト:https://moyan-a.amebaownd.com

1991   埼玉県生まれ
現在 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 在籍

【主な受賞】
2016年 シェル美術賞2016 入選
2016年 第3回 CAF賞 山口裕美賞
2015年 藝大アーツイン丸の内(GAM)賞
2015年 東京藝術大学久米桂一郎奨学基金 認定

【主な展示】
2017年   ラムフロム HINKA RINKA 東急プラザ銀座3F
2017年   art expo NY <GALLERY KETCHUPより出展>
2017年   ヤングアート台北2017<木之庄企畫より出展>
2017年   ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第2期生標準コース成果展『ハプニング(直接行動)を待ちながら』<ゲンロンカフェ・五反田>
2016年   シェル美術賞展 2016<国立新美術館・東京>
2016年   “Group Show~ Sommes-nous heureux?”<Bambinart Gallery・東京>
2016年   第3回CAF賞作品展2016 <3331 Arts Chiyoda・東京>
2015年   GEIDAI スカウティング@藝大ギャラリー<丸ビル・東京>

 

勝又公仁彦「Skyline」

勝又 公仁彦 作品展 「Skyline」

会期:2017年7月24日(月)~8月10日(木) 12:00~18:30
休廊:土曜・日曜・祝日

 

この度、un petit GARAGEでは勝又 公仁彦 作品展「Skyline」を開催いたします。本展では、2004年に発表し、日本写真協会新人賞を受賞のきっかけとなった「Skyline」シリーズを展示いたします。本シリーズについて勝又さんは「スカイラインは自然ではなく、人が建設した結果として現れる。世界の都市に共通する現代の何かとそれぞれに違う個別の歴史、その両方が見えたら面白い」と語っています。人工物と自然の間を切り取った写真は、幻想的で美しいです。会期は短いですが、ぜひご高覧いただけますよう、よろしくお願いいたします。

作品「101470」

 

勝又公仁彦 作品展によせて

 写真家の勝又公仁彦さんの作品展「Skyline」を開催いたします。勝又さんの写真作品には、とても美しい色と大胆な発想からくる構図の素晴らしさがあり、思わず足を止めたくなる作品が多い稀有な写真家です。

 現在、京都の紫野の雅景錐さんで個展を開催中とのことで、暑い夏の東銀座に一服の風が吹くような「Skyline」のシリーズ作品を展示させていただくこととなりました。展示作業中からビジネスマン・ビジネスウーマンの方が目を留めてくださり、「どうやって撮影をしたのですか?」とか「この作品の場所はどちらですか?」と質問攻めにあっています。

 「Skyline」」のシリーズでは、コンセプトを決めて、地図を広げ、撮影ポイントを絞り込み、さらに時間帯や雲のゆくえを計算しながら、空に繋がるスカイラインを写真という魔法で一瞬を留め、閉じ込めていきます。見慣れた街・自分の住む街が新しい貌を見せてくれる、そんな作品です。会期は決して長くはありませんが、楽しんでいただけましたら、幸いです。 山口裕美(アートプロデューサー)

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■作家紹介

勝又仁彦/Kunihiko Katsumata

早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。

大学在学中より文芸、絵画、写真、映像などの作品制作を始める。国内外で様々な職業に従事した後、作品発表を開始。インスタレーションから出発し、現在では写真を中心とした映像メディアで作品を制作。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」などをサブテーマに、常に写真と映像の構造に触れる作品を展開。日常の中に現象しながらも知覚される事の無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、歴史・社会・文明への批評的な暗喩を込めた作品展開を続けている。

主な展覧会に「Photography 写る、写す 7 人の現代作家」(大阪府立現代美術センター、2001年)「風景の余白に:写真」(東京日仏学院、2002年)「写真の現在2 —サイト— 場所と光景」(東京国立近代美術館、2002年)「Natura Morta 」(Leica gallery Solms、個展、2006年、ドイツライカ本社)「Dwelling」(世田谷美術館主催、個展、2008年)「勝又邦彦展」(森アートセンター六本木ヒルズクラブ、2011年)「都市の無意識」(東京国立近代美術館、2013年)「あいちトリエンナーレ2016」(岡崎康生会場、「トランスディメンション —イメージの未来形」2016)など。主な受賞に「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)、「日本写真協会新人賞」(2005年)。主な作品集に『Skyline』2008、『cities on the move Ver.2012』2012、『Hotel Windows』2015。東京国立近代美術館、世田谷美術館、沖縄県立博物館・美術館など国内外の主要なコレクションに作品が収蔵されている。

現在、京都造形芸術大学准教授。多摩美術大学非常勤講師。

 

⚫︎開催中

個展「cities on the move」(雅景錐 京都)

2017年7月14(金)~29(土) 

http://saas.gakeigimlet.org/kk2017/

 

⚫︎出版予定

2017年12月 作品集『Right Angle』(松本工房)

 

⚫︎発売中

電子写真集『Hotel Windows』

http://shadowtimes.hatenablog.com/entry/2015/09/10/100247